クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

第一印象

第一印象って大事だなって思う。

 

後々までその時の印象引っ張って、人物像の修正なかなかきかないし。第一印象は悪かったけど、その人となりを知るにつれ、そう嫌な人でもないのかもって、悪い印象から良い印象へ変わることは、割とよくある、私の場合。でもその逆に、良かった印象を悪い印象へと書き換えるのはすごく難しいかも。

 

もうずいぶん前、初めましての出逢いは、ちょっとぽっちゃりで感じのいい、でもなかなかに油断のならない、とても面白そうな人からだった。今頃はタフネゴシエーターとして、世界でも活躍されてるかも。

 

非公式の勉強会の場所で、非公式とはいいつつ、ガチガチに緊張してカミカミでプレゼンするような人もいる中、その人はひとりリラックスしてるように見えた。

 

超絶脱力系フォントのプレゼン用意してて、飄々としてて。直感的に、あっ面白そうな人だって思った。すごい、というよりものすごい人も実はその会には居たんだけど、面白さで覚えてるのはその人。その面白そうな人が言ったんだよね、

「???面白いですよ。使ってみて下さいね」って。

 

そのサービスの名前だけは知ってた。何かをグーグル検索したら、そのサイトが上位にくること多かったから。でも意識して眺めたことは無かったんだよね。面白そうな人が「面白いですよ」ってお奨めするようなサイト、どんなんだろうって覗いてみたのが、そのサービスとの初めましてだった。

 

新鮮だった。頭の良さそうな人達が、色んなことを発信してて、活発に議論してて。

youtubeが動画配信始めてまだそんなに経ってなかった、映画まるまる一本そのままアップロードされてるような頃で(大変お世話になりました)、なんていうか、黎明期特有の熱気に溢れてた。

 

世の中をどーすれば良くできるのか。そうした活動に入れ込む人って、昔から一定数必ず存在するもんだと思ってる。東大安田講堂がどーしたこーしたっていう学生運動華やかなりし昔とその時と。何が違うのかっていうと、道具が出来たところが大きく違うのかなって思ってる。

 

きれいごとを実装して世の中に安上がりで定着させるツール、「道具」をようやく手に入れたから、その目新しさに夢中になってるように見えた。今でも過大な期待持ってる方なんだけど、私も。

 

機会を捉えてわざわざ宣伝してくれるような、そんなお友達を持った人が作ったサービスなんだと思うと、安心感があった。可愛い犬も飼っていて、奥さんも居て。家族に肯定的な人が、家内制手工業っぽくやってるところもクリーンに見えた。

 

もしもこれが、ニシキヘビでも飼っていて、冷凍マウスをレンチンして「今日のご飯ですよ~」ってやってる人が作ったサイトだったら、安心感も感じなかったし、きっともっと警戒してた。

 

友達に、ここっていいよ、面白いよって言えるサービス。そういうものだったっていう印象がずっと拭えない。世の中の交友関係はイロイロだから、色んな人が色んなお友達連れてきたんだろうし、それが現実路線だったんだろうなーって。

 

すごい人・賢い人達が、一方的な滅私奉公に終わることなく「今よりもっと」を実装するにはどうすればって、現実的に考えてる姿見れたから、安心して「可愛い・ほっこりするもの探し」することできた。最終目標が、「ひなたぼっこしながら縁側で渋茶すすってても誰にも文句言われない」だから、恨みつらみで世の中回すの好きじゃないんだよね。

 

「道具」がどう使われるのか。そういうことに興味があるから、見てて飽きない。

 

この記事で30本目。当初目標クリアーした!次の課題はスピードアップだな。

読書の秋だから、本でも読んでしばらくおとなしくしてよっと。お休みなさーい。