台風のせいで、昨日も今日も蒸し暑い。残暑厳しいというよりは、フェーン現象的な何か。雨がちだった夏の〆が、立て続けの台風襲来とは、ほんと今年の夏はなっちゃいない。
台風が来るということで、早めの収穫に追われる果物農家の姿がニュースで流れてた。
追熟させれば無問題なのかもだけど、完熟とはいかずにイマイチだった場合の強い味方がコンポート。甘みも旨味も足りないくだものは、コンポートにすればよし。
北海道では、もぎたてや完熟から遠いくだもの筆頭のような気がしてる、いちじく。スーパーで見かけるものは、たいてい他県が産地。
産地に住んでいた時は、お手頃価格で容易く手に入った完熟いちじく。冷やしてフレッシュなまま食べる完熟いちじくは、甘美な味わい。酸味が感じられないくだもの筆頭でもあるかも。
完熟フレッシュが望むべくもない今は、コンポートにするしかない。いちじくの形はそのままに、サッと火が通った程度のコンポートが好み。というわけで、蒸す。
【材料】
- いちじく 3個
- グラニュー糖 15g(1個あたり5gが目安)
- 赤ワイン 20cc(1個あたり7ccが目安)
- レモン汁 大さじ1
いちじくの皮を剥いている間に、鍋に火を沸かして蒸す用意をする。ル・クルーゼの鍋は重いので、キッチンに出しっぱにしている。なので、蒸す用意といっても大したことをするわけじゃない。
耐熱容器に皮を剥いたいちじくと、シロップの材料を加える。この状態ではシロップがやたらと少なく見えるけど、蒸してる間に果汁がプラスされ、ほどよくジューシーな状態になるので大丈夫。
蒸気が上がってきたら、蒸し器にセット。8~10分中火で蒸す。蒸し上がったら容器を取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫でじゅうぶん冷やす。
完成。
元レシピでは、白ワイン使用のところを赤ワインに変えてアレンジしてる。赤ワインの方が、仕上がりの色がきれい。ミントの葉がシワシワなのは、気にしない。どうせ飾りだし┐(´-`)┌
グラニュー糖:白ワインの割合を、1個あたり5g:7ccで作ると、しっかりと甘いシロップになる。甘さ控えめが好みの人は、グラニュー糖の量を減らした方がいいかも。
箱買いしたくなる誘惑にかられるくらい、いちじくスキー。好きがこうじて、鉢植えで育てようかと目論んだくらい。ところがいちじくを結実させるには、“受粉”が必要とのことで諦めた。蜂まで飼えないし、そのあたりに蜂飛んでないし。。
完熟いちじく、生ハムメロンみたいに生ハムと一緒に食べても美味しいし、ブルーチーズとも合うし、料理の素材としてかなーり使えるやつ。なのに、北海道では高級くだものになってしまうのが哀しいところ😢 あぁ完熟いちじくパフェが食べたい。
元レシピはこちら。
お休みなさーい。