クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

食べ物

たくましく女性らしく

現代で生きていくためには全然まったく必要そうでない寺社奉行という存在は、時代小説、つまりエンタメで仕入れたもの。 遠山の金さんは町奉行。町方、つまり市井で起こる事件を捜査して裁く人。対して寺社奉行は、寺社(神社仏閣)の管轄するエリアで起こっ…

思い出のポークチャップ

せまい。ツールが足りない。条件が悪いと食事作りは手抜きになりがち。 簡単にできるものと既製品を使う時の手間と費用を考えた時、既製品を使う方が合理的なのは最初から既製品への導線が引かれているから。そういう条件下で周囲を見回せば、そういう場所に…

雪まつり初日は快晴だった

節分の日はイワシだろうと、今年はイワシで押し寿司を作ってみた。 (一日置くと、酢飯もしっかり固まった。当日は、固まりきらない酢飯が崩れてしまった。。) ほんとは節分といえば、丸干し。だけど、丸干しだとアイデアが浮かばない。鯖と同じくイワシも…

花びら餅と小豆

紅白のお餅(求肥)を重ねた姿を花びらに見立て、はさむ餡は白餡。一番の特徴は甘く煮た牛蒡(ごぼう)。 (添えたのはミルクティー) お正月、というより新春に食べるお菓子”花びら餅”は、ごぼうというお節料理に欠かせない食材が使われているからよりお正…

お正月はハレの日

辰年にちなんで買ってみた、トロピカルフルーツの一種ドラゴンフルーツ。 糖度は8度ちょいだけあってさっぱりした味わい。スイカから水分を抜いてちょっとだけねっとりさせたような食感で、ややサクサク。キウイのような黒い種が散っているけれど、キウイの…

ありし日の

かぼちゃのポタージュを作る時は、いつも皮まで使う。 色味は悪くなるけれど、煮物だったら皮ごと食べるから。勤労感謝の日に作るかぼちゃのポタージュは皮無しで。いつもなら使う部分を使わないとごちそうっぽく、雑味がないからいつもより美味しく感じた。…

鮭、鮭、鮭

たまにしか食べないジャンクなものや、栄養バランスが著しく悪そうでカロリーが高そうなものは、朝に食べるに限る。 (朝からケーキ、朝からハロウィンプレート) そんな日はいつもより運動量を増やして、カロリー消費に勤しめばいいだけだから。 しみじみ美…

さつまいもとプルーンを合わせてみた

さつまいもとりんごの組合せ → よく合う ◎ スイートポテトにりんご、アップルパイにさつまいも。よく合うからスイーツの組合せとしてもポピュラーで、一定の認知度もある。 さつまいもにレモン → さわやかな酸味が加わる 〇 酸味が加わると、保存性も高くな…

ポテトサラダ的なるもの

保存がきくので常備するようにしている切り干し大根。 定番は、副菜にちょうどいい煮物。変化球は、水で戻したあとにサラダに使ったり、炒めてホットサラダにしたり。 定番としての煮物に舌が馴染みすぎているから、変わった食べ方はあんまり思いつけない。…

夏野菜もそろそろ終わり

日曜日は激しい雨と雷で、ひと雨来たあとはすっかり涼しくなった。 日中の日差しは晴れていればまだ強いけれど、風はヒンヤリ。8月末のいつもの涼しさで、北海道マラソン前に涼しくなるとよかったのに。例年にない暑さと湿度というバッドコンディションで、4…

シャリシャリ

スルスルつるつると喉を通っていく、麺類を筆頭に冷たくて喉越しのいいものしか食べたくなくなる。それさえ食べられなくなる。 そういや夏バテというものがあったと久しぶりに思い出した、今年の夏。連日30℃越えの暑さで、油断するとつい冷菓でお腹を膨ら…

引き算がごちそう

北海道産のとうもろこしが手頃な価格で出回るようになると、作りたくなるのがコーンごはん。 豆ごはんの豆の代わりに粒状にしたコーンを入れるだけ。近頃のとうもろこしは生でも甘く、お手頃価格のとうもろこしでさえ甘いんだから、ブランドものはとびきり甘…

メロン、焼いてみた

夕張メロンに代表される赤肉メロンが、スーパーでも買えるフルーツとしてレギュラー入りする頃かそのちょっと前は、摘果メロン(すぐりメロンという名で売られていることも)の出番。 (赤肉メロンを連想させる、花の色) メロンと違ってフルーツというより…

ゼリーで遊ぶ

気温が上昇して薄着の季節になると、気になるのは二の腕にウエスト周りに背中のプルプル。太りたくない。 というわけで、夏場のおやつは甘さ控えめの冷菓、寒天にフルーツのコンポートをあえたものの出番が増える。寒天よりもうちょっとプルプルした食感にし…

作り置きの収支その2

ブラウニーのような焼き菓子はそのままでも日持ちするし、冷凍してストックしておけばいつでもおやつになる。 何なら朝ごはん代わりにもなるので、あると便利。ブラウニーにバナナブレッド、キャロットケーキ。どれにしようかと迷うけれど、日持ちを考えた時…

自分で作るウスターソース

トマト、りんご、たまねぎ、にんじん、セロリにしょうがとにんにく。 どこのスーパーでも手に入るありふれた野菜に、酢に砂糖と塩にクローブやナツメグなどのスパイスがあれば自家製のウスターソースができた。 カラメルソースで作るカラメルプリンが作れれ…

作り置きの収支

新鮮な春カブは、そのままスライスして生で食べるのがいちばん美味しい。と、思っているけれど、“生”だと丸々1個食べ切るのはちょっと無理。量を食べようと思うとやっぱり加熱調理。 カブのポタージュスープを時々作るけれど、カブと玉ねぎをスライスしてバ…

蕎麦寿司

お正月にはお節料理の黒豆を食べ、小正月にはあずき粥。“和”の気分が続く1月は、練切り・羊羹・お饅頭と小豆を使った和菓子の登場頻度も高く、節分には豆まきのついでに大豆をポリポリ。 お節料理の黒豆には、豆々しく働けるようにという意味があるんだとか…

お節回転

お節の食材を豪華にしておくと、“あとの始末”もチープになり過ぎずに日常使いできる。 エビの頭を唐揚げ(素揚げ)にした一品は、お寿司屋さんで知ったもの。だから本来有頭エビは、頭まで食べられる。 お節用にと年末に買った有頭エビ特大2Lサイズは、うま…

今年いちばんの収穫

昆布と手羽中や手羽元(もちろん手羽先でもいい)でとったスープに鶏or豚で作ったチャーシューの醤油だれをあえると、優しい味(薄味ともいう)のラーメンスープが出来上がる。 好みで醤油や塩をスープに加え、チャーシューに煮卵ではないただのゆで卵、青菜…

要するに、それはみりん。

お菓子や何かを作ろうとしたとき、卵1/2個分というレシピに出会うと残りの半分はどうすんのさ?とイラっとする。 最近は、卵(=卵液)が余るのなら玉子焼きを作ろうとか。余りが出るなら余りを使って何かを作る心積もりでいると、イラつくこともなくなっ…

クオリティ

従業員と原材料。この2つに困らなければ、事業は続けられる。従業員に原材料、どちらの質も高ければ、ただ長く続けるだけでなく質の高い事業が営める。 たくさんの本が並ぶ書店のなかでも、誰もが知るゆるやかにカーブしたMのマークはよく目立ち、マクドナ…

あれもお茶会それもお茶会

嵐に流されて見知らぬ島に流れ着いたロビンソン・クルーソー的人物。 島にはオバケのバケラッタにミイラ、石を積み重ねた墓標らしきもの。夜になるとオバケかぼちゃがケタケタ笑う、見知らぬ島の植生をトレリス(赤紫)、ブルーチーズ、ミニグリーントマト、…

捨てるとこなどなし

筋子ひと腹190g、200gを切るくらいの素材から取れたイクラのしょうゆ漬けが、小さめのタッパー(10㎝×10㎝くらい?)ひとつ分。 (先日もそうだったけど、なぜか写真が縦。横にしたいのに。。) お風呂のお湯くらいのぬるめのお湯で薄皮を剥いでほぐし、あ…

甘いぶどう

いちごにマーマレード、ラズベリー・ブルーベリーにアンズ、いちじくにルバーブと美味しいだけでなく色とりどり。 見てるだけで楽しくなるようなジャムが増えて、作るよりも買う方が多くなったけれど、季節になると作りたくなるのはぶどうジャム。素材がお手…

収穫の秋、オレンジ色のトマト

ミニサイズではなく普通サイズのオレンジ色のトマトを見つけたので、珍しく思って買ってみた。作ったのは、牛すじ肉のトマトシチュー。 みじん切りにしたニンニクとスライスした玉ねぎをオリーブオイルで炒め、下茹でしておいた牛すじ肉を加え、ミキサーでピ…

トマトとトウモロコシ

完熟トマトはざく切りに。ちぎったバジルをオリーブオイルと合わせてソースにし、よく冷やしてフレッシュチーズ(おもにモッツァレラ)と一緒に食べる。 この夏(7月・8月)に食べたものを振り返った時、登場頻度が高かったのはトマトとトウモロコシの夏野菜…

蕎麦でパスタ

お昼は簡単にパスタ、という家庭はきっと多いはず。パスタ用のソース類もピンからキリまで充実してるから。ところで保存がきいて大抵は茹でるだけと調理も簡単な乾麺の蕎麦には、蕎麦粉以外にも大体小麦粉が入っている。 小麦粉入りの普通の乾麵の蕎麦と、蕎…

ワラビがいっぱい

スズランを見に行ったついでに買ってみたワラビ。遠目から見ると手首くらいの量に見えたけど実は足首ほどの量があり、アク抜きという下処理を経ると水を吸ってか膝かな?と思うような量になった。 ワラビがいっぱい。素材がいっぱいだから、アレも作ろうコレ…

モチモチ

お正月が近くなるとそうだお餅買おうとなる、食事回りの季節行事に乗っかると献立を考えるのが楽になると思う脳。 (これはうぐいす餅) お雑煮もいいけれど、食事系として他の食材と一緒に楽しみたいときは、餅ピザや焼き餅で。 お餅に水分を足してレンジで…