クローズドなつもりのオープン・ノート

~生きるヨロコビ、地味に地道に綴ってます~

幼年期の終わり

  • 外国人旅行者に対する免税措置拡大へ
  • 大学入試共通テストで、数学と国語に初の記述式解答導入へ
  • 米韓合同軍事演習、過去最大規模で行われる

団体の外国人観光客も相変わらず多いけれど、近頃は単独行動かつ個人旅行っぽい少人数の外国人観光客をよく見かけるようになった。個人旅行ということは現地事情にそれなりに通じたツアコンが居ないってことで、免税の詳しい中身についても知ってるとは限らんわな。

f:id:waltham70:20171204210856j:plain

知らない人に、どこまで相手の為になることを詳しく説明するのか。

 

日々膨大な数の観光客を相手にする人個人の、性善説任せにしたら、気が重いわな。優しい人ほど負担が重くなる。善意で回すシステムには限界があるから、限界が見えたらルールでしばるようにするんでしょ。

 

電気圧力鍋を使って調理する時に同じメニューを2度押しすると、時間は倍かかるけど、その分より柔らかく味も濃厚になる。ということを発見したので、気軽に2度押ししてる。

 

これはある日の牛モツ煮込み、仕込みの途中。モノの価値を知らないので、思い切りよく日本酒をドバドバと注ぎ入れる。料理用の日本酒だけど。済んだ色の牛モツ煮込みが作りたかったので、まずは調味料として日本酒オンリーでスイッチオン。

f:id:waltham70:20171204111832j:plain

ビフォー

失敗。薄々そんな気はしたけれど、電気圧力鍋を使うと加熱してもアルコールが飛ばない。めっちゃ酒くさくて、まずそう。ってかお酒の味しかしない。

f:id:waltham70:20171204111829j:plain

アフター

慌てて、普通の鍋に移し替えて加熱。最初は白ダシのようなものを加えて、澄んだ透明の色の煮込みにするつもりだったけど、無理。一日置くとか時間をかければまた別だったかもしれないけれど、そこまで待てないので、ちゃっちゃと醤油その他をぶち込んで調理。

f:id:waltham70:20171204111826j:plain

完成。

うま。モツがとろ〜んとなってうまうま。

 

お酒の肴にもなりそうだけど、白いご飯🍚ともよく合う。美味しそうな牛モツを見つけたら、また作りたい。

 

インターネット国際会議あるいは国際大会なるものが、中国で行われているそうで。

 

歴史ある大会かと思ったら、まだ4回目だった。経済連と新日本経済連(注:テケトー)みたいなもので、インターネットの未来を語る団体にもイロイロと派閥があるようで。

 

規模が大きくなると利害もそれぞれ食い違って、古きよき昔みたいに、みんなで仲良くとはいかなくなるものか。 

 

入れてと何度もお願いしたのに、つれなく袖にしてたら、いつの間にか立場が逆転しちゃってて 今さら一緒にやるのは気まずいけれど、でも先を考えたら仲良くするしかない。

 

という景色が見られる程度には大人になったんだな。という、これは外野の感想です。

 

 お休みなさーい。

エレクトロニクスの国だもの

世界的にはバブルでお金余りで景気いい話をよく目にするせいか、17億や62億という数字だと、大した金額ではないように思えてしまう今日この頃かな。見たこともない大金であっても。中小企業だったら真っ青になりそうな金額でも、ソフトバンクならきっと右から左で用意できるんでしょ。

f:id:waltham70:20171204000037j:plain

遠目で見ると、クリスマスツリーっぽいブツでも埋まってるように見える

ヤフーニュースで、有料記事が一記事から購入、購読できるようになっていた。54円とか108円とか、課金しやすい金額。読みたいと思ったらサクッと買える気軽さを、ヤフーがついに実装しましたか。。と感慨深い。

 

月額あるいは年額で購入より、課金へのハードルは低くなる。ホットなニュースの陰で、流れていくにはもったいなさ過ぎる「ちゃんとした」記事が、このシステムで報われるようになるといいね。

 

オープンなインターネットとは真逆の方向性だけど、リーチサイトのようなならずものに対抗しようとしたら、こうなってもしようがない。この流れが他のニュースサイトにも波及するのか。

 

個人的にはAmazonでも買えるようにして欲しい。と、思うけれど。よそでは買えないというのは差別化要因でもあるから、それならヤフーのアカウント取った方が早いわな、普通は。

 

あらこのサイトではAmazon Payが使えるのかと思うと前のめりになる。そうやってユーザーの利便性にばっかり配慮してたら、Amazonが価格決定権持ち過ぎて巨人になり過ぎて手に負えなくなってきたからの、他媒体でのバラ売りかな。

 

Amazonをウォールマートに例えるのは、わかりやす過ぎる。

 

それまであった形態を壊したトイザラスのように、何かを壊して巨人として君臨してきた組織やモノが巨人の座を追われても、多分あんまり同情はされないんでしょう。

 

GoogleホームやAmazon Echoといったスマスピは、プリンターにおけるインクのように、消耗品市場として機能しそうだと思ってる。それぞれのスマスピ、機器そのものは単体では安い。安いから買いやすくて、買いやすいから便利に使ううちに必需品になって、必需品になると定期的に買い替えが起こるものだけど、さてどうなんでしょ。

 

とりあえず、無線充電器が家庭の必需品になる方が先かもね。

f:id:waltham70:20171204000031j:plain

なんのことはない、雪に備えての防護であった。

失われた20年があって、主役となるメーカーの交代もあって、売れ筋も変わったけれど、結局日本ではエレクトロニクス製品は今でもそれなりに存在感がある。ヨドバシもビックカメラも、いつも大層混んでいる。

 

調理家電も美容家電も増えて、むしろ外部のテケトーな専門家を頼るより、高級調理or高級美容家電に頼る方が、満足度は高くなる。オウチスキーにとっては朗報。

 

お休みなさーい。

ステマの罠はすぐそこに

  • アメリカ、法人税率を35%から20%に下げる税制改革法案可決
  • ワールドカップロシア大会、組み合わせ抽選会行われる
  • フィギュアスケート女子の宮原選手、繰り上げでGPシリーズファイナルに進出へ

それなりに時間がかかってはいるけれど、やることドラスティックだよねぇ。政策を褒めてるわけではまったくないけれど、Make America Great Again. 案外本当になるかも。発想の転換で、格差社会の解消に努めるのか。それとも前近代化するのか。割と注目。

f:id:waltham70:20171202232403j:plain

法人税を猶予してやる代わりに、富の再配分ぶ厚くしろや。という社会設計が実装されると、いいこともありそうな気がするけどどうなんでしょ。

 

乾いていたはずの道路なのに、気が付けば雪道に。ふわふわと舞うような粉雪が降っていた。

 

アカデミー作品賞も受賞した、『スポットライト 世紀のスクープ』は、地元の人にとってはある程度知られていた事実を発掘し、事件を表面化させたことが大スクープに繋がるさまを描いてた。

 

頻発していたから、ある程度知られてはいたけれど、隠蔽するシステムもまた強固だったから表沙汰にはできなかったわけで。

 

いいことも悪いことも、いったんシステム化されてしまうと、攻略するのが難しくなる。

 

だから、どうせシステム化するのなら、いいことから先に手を付ける、候補がいくつもある中から優先順位をつけることこそが、全体を見る人のお仕事になるんでしょ。

 

その順番が間違っていたとしても、いったん手を付けたら早々後戻りはできない。やり直しというオプションが組み込まれていないと、いったん回り始めたシステムは、どこまでもいってもレール通りに走らせるしかなく、急にストップをかけると大惨事になる。

 

という景色があっちでもこっちでも繰り返されての、データ改ざんや手順すっ飛ばしなんだろうな。。という素朴な感想。

 

どう考えても間違ってる方向に走り出したシステムの上に乗っかってることに気づいたら、とっとと飛び出すに限るやね。

 

最近すっかりご無沙汰になったインスタグラム。インスタへの投稿はご無沙汰だけど、ハッシュタグつけてTwitterに写真投稿は、時々思い出したようにやってる。最近やってないのは、断捨離疲れです。

f:id:waltham70:20171202232431j:plain

ビフォー。

f:id:waltham70:20171202232440j:plain

アフター。

夢の中でも、どこだか知れない古い家の中を片付けていて、片付けても片付けても得体が知れなくて不気味な家で、右腕も痛くなってきて、ここはイヤとぐったり疲れたところで目が覚めた。

 

それはともかく。

 

指定したハッシュタグに位置情報つけて、インスタグラムに投稿した証拠を見せてくれたら、お店からもれなくプチプレゼント!という企画なんてあったんだな。世間狭いから知らんかったわ。

 

プレゼント目当てに、罪悪感なくやっちゃうよね。よく考えたら、この種の行為に手を染めていたら、インフルエンサーステマ行為も責められない。レベルは違っても、やってる行為に大差ないから。

 

文章に固有名詞を出して書くなの意味が、ちょっとわかった。

 

この種の行為をやってる人たちと、同類とみなされるから注意ってことで。世間が狭い人は狭い常識で判断するから、誰かが張ったレッテルを、そのまま信じちゃうんでしょ。

 

そんなにたくさんはいないけれど、目にする人、読むかもしれない人へのちょっとした親切のつもりがいらぬ誤解を生むんだったら、そりゃ個人で趣味的に文章書いて公表する人も少なくなるわ。

 

でも大して気にしないんだけど。

 

ちょっとでもステマっぽい行為に手を染めたら、正論という手斧が飛んでくる「はてな」という場所で書いてるから、ヘーキ。そういう場所だって、最初から知ってるもの。

 

お休みなさーい。

私はあなたと違って特別なのよ

  • 2019年4月30日で天皇陛下退位、5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位へ
  • 所有者不明の土地対策、政府法案の骨子まとまる
  • テスラ製の大規模蓄電施設、オーストラリアで稼働開始

あぁ平成がついに終わってしまう。。新年号が気になるところだけど、そこはこれから改めて考えるところ。歴史学者とか言語学者とか、非日常語に関することばの専門家チームが召集されるんでしょう。退位は200年ぶりとか。歴史方面の人、張り切ってそう。

f:id:waltham70:20171201233242j:plain

芸の世界、わかりやすく芸能界でも古典芸能の世界でも先端アートでも文芸でもいいんだけどさ。芸の世界に身を置いてはいるものの、それだけでは食っていけない人が、それ以外の人に対して私はあなたと違って特別なのよと特権意識をふりかざす、もっとも簡単な方法はマウンティング。

 

俺・私はこっち側なのよ、すごいと敬いなさいよとマウンティングすることは、いい憂さ晴らしになる。

 

すでに芸で食えてる人は、マウンティングなんてする必要もないし、その気もない人に構ってる暇もない。ついでに確固たる地位がものを言って、尊敬も勝手についてくる。

 

食えてるのかどうか怪しい。あるいは芸で食えてはいるけれど、誰も進んで真似しようとは思わない、汚れ芸で食ってるように見えた人が、さんざん一般人をいじり倒す不快な光景を、インターネットがアングラっぽい雰囲気に満ちていた時に見たことがある。

 

その時一般人に見えた人(真偽はわからない。出来レースだったのかも)をさんざんいじり倒してた人は、Twitterのミュートワードにぶちこんで、一切視界に入らないようにしてる。

 

あんたはいじられる側こっちはいじる側と、さんざん一般人をいじり倒してたその人は、その後次々とおかしなことに手を出しては三文メディアのネタ化して、“私は一般人とは違う人なのよ“を自ら実証してた。主に尊敬できない方面で。

 

出来上がったのは、一般社会には決して馴染まないし、馴染めない化け物。平穏な暮らしとは遠い存在。とはいえ、徹底して一般社会から乖離した“ご褒美”として、メディアで消息がつかめた最後の方は、偉い人と対談なんかしてた。

 

それが引退のセレモニーだったのか、ミュートワードにぶちこんでることもあって、その後の消息はまったく知らない。

 

でもさ、人生100年もあるんだったら、その人まだまだ長生きするはずなんだ。どうやって生きてくのか知らんけどさ。

 

俺・私は一般人と違って特別なのよと、一般人にちょっかい出しては歪んだ選民意識を満足させるような人は、じゃあ特別なことをまずはその身で証明しろと、ギョーカイのおもちゃにされるのがオチ。

 

本当に特別な人は、どんな境遇であってもうっとりするほど素敵なものを作り出すもの。

 

一般人にさえそうとわかる、うっとりするほど素敵なものなんて作れない人が、一般人をいじって、いじるさまを皆様の娯楽として提供し、界隈の人と歪んだ楽しみにふけるだけ。そんな行動がますます、うっとりするほど素敵なものから自らを遠ざける。

 

安定しない生活を不安とともに送ってる人が、一見安泰かつお気楽に生きてるような人間を、思いやるようなことは滅多にない。もしあるとすれば、その人は性格のいい人。

 

それ以外の普通の人は、みんなで一緒なら怖くないと、後先考えずに快楽にふけって楽しむだけ。あるいは養分として、生き血でもチュウチュウ吸うか。

 

私はあなたと違って特別なのよという態度を、行動で示してその気もない人間をいじり倒しでもしたら、特別な人を求めてるギョーカイは喜んで迎えに来る。特別なことをまずはその身で証明しろと。そのためのステージも用意されてると、三顧の礼でお迎えにくるかも。

 

人とは違って特別なことをその身で証明し続け、そのご褒美に会いたい人でも居る場合はそれでもいいのかもしれないけれど。そうまでして会いたい人も特になかったなら、果てを可視化した姿を体現した化け物に、自ら進んでなることはない。

 

会いたいと願った人からは、会いたくないと徹底的に拒否られて、なんのために化け物になったのかわからない。そんなケースだってあるかもしれないんだから。

 

お休みなさーい

札幌は白

お前らの手にかかって殺されるくらいなら、自分で死んでやると言わんばかりの服毒自殺。量刑は禁固20年だったらしいんですけどね。直近で起こった戦争犯罪を、当事者たちの生々しい感情もまだ枯れてない時に、後付けで裁く難しさが凝縮してる。どう裁いたって、遺恨が残る。

f:id:waltham70:20171130233037j:plain

これはちょっと前の写真。

数年前に書いたブログを読み返すと、11月25日でも自転車に乗って出掛けた記述があった。今日の天気&路面状況なら、自転車で出掛けることも難しくはないけれど、その年ごとに寒さや雪の降り方は違うから、あらあらまぁまぁという気持ちになった。

 

わかる人にしかわからない、定点観測の醍醐味かな。

 

街は生き物で、3年前と今では違うもの。ほんのちょっとの変化でも、日々積み重なって年単位ともなると、そりゃまぁ大きく変わる。

 

3年前よりも道外資本のお店が増えて、小奇麗になった分だけ無個性に近づいた。ような気がするのは、個人の感想です。地面の値段がお高くなり過ぎると、最後にはラーメン屋やスープカレー屋しか北海道産のお店は残らないのかも。という気持ちにさえなるさ。

 

ホワイトイルミネーション、札幌のテーマカラーは白。雪の白か?とも思うけれど、さっぽろホワイトイルミネーションのスポンサーに白い恋人石屋製菓が入ってたから、素直に考えれば“白い恋人“の白で、ホワイトチョコレートの白でもあるかも。

f:id:waltham70:20171130233052j:plain
f:id:waltham70:20171130233040j:plain
点灯前と点灯後。

f:id:waltham70:20171130233035j:plain

北海道土産として著名な白い恋人。道外のみなさまのお買い上げあってのホワイトイルミネーションかと思うと、感慨深い。爆買いで飛ぶように売れていく、白い恋人の段ボール箱を目にしてきただけに。

 

ひと箱は決してお高くないんだけど。チリが降り積もると、やっぱりすごいことになる。

 

石屋製菓のスイーツを買うことはあっても、白い恋人を選ぶことはほぼほぼない。だってあれ、道外の人が買うものでしょ、という思い込みがあるから。美味しいということは、ちゃんと知っている。道外に居る時は、オヤツ用に時々買ってたくらいだから。

 

日頃からさして恩恵を受けてるとはいいがたい商品のおかげで、キラキラピカピカの恩恵に与ってると考えれば、やや複雑。

 

個人的に恩恵を受けてる商品が、世間一般でも広く支持されていて、その一部を世間に還元してる例の方が、わかりにくくて見つけにくいやね。

 

奥ゆかしく善行を積む組織は、あれ俺んとこの会社がやってる社会貢献な。なんて、あんまり大っぴらにしないもの。

 

今日で11月も終わり。明日からは師走。年賀状、今年はとっとと投函しようそうしよう。

 

お休みなさーい。

残ったのが僕でごめんねと、才に恵まれた子が素直に言えるわけがない

相撲協会がいつの間にか、公益財団法人になっていたことを知った。それが今回の騒動のいちばんの収穫っちゃ収穫。公益性のある財団がやることに、暴行事件は含まれません。というのも、当たり前の話やね。

f:id:waltham70:20171129233212j:plain

ホワイトイルミネーションは、大通公園だけで行われているわけでなく、赤れんが庁舎や赤レンガテラス前の広場でも行われている。どこもかしこもピカピカで、きれいやね。

 

色が切り替わる、赤レンガテラス前の広場。

f:id:waltham70:20171129233216j:plain

f:id:waltham70:20171129233231j:plain
f:id:waltham70:20171129233222j:plain

白・青・赤andピンクが、今回のイルミネーションのテーマカラーっぽい。

 

白は札幌の夜景を、青は神戸の夜景を、赤は長崎の夜景のそれぞれのテーマカラーなんだってさ。国内における夜景の名所は、この三か所。と、言いたげだね。函館の夜景はどこに行った??? 神戸も長崎も海で山で、函館と似たような地形なんだけどさ。

 

『天才スピヴェット』という小さな男の子が主人公の映画を見た。

 

小さいと言っても10歳にはなってるはずなんだけど、一般的な10歳児よりもずいぶん小さく見える天才児が主人公。

 

彼の発明がとある名誉ある賞に選ばれ、授賞式でスピーチするために故郷モンタナの牧場を出て、ワシントンDCにあるスミソニアン協会をめざすという、ロードムービーもの。

 

カウボーイの息子が、科学の殿堂であるスミソニアンをめざし、スミソニアンには博士号持ちの紳士淑女しかいないという設定が、いかにもアメリカっぽくてニヤリとできる。

 

スミソニアンといえば、入場料無料の科学館・博物館が集積する場所で、アメリカは偉大なりを実感できる。自分に子供が居たら、絶対に小さなうちに連れていきたいと思う場所。

 

高等教育を受けた者によって築かれた、知の発展が国の発展につながったことを実感できて、お勉強にも前向きになれそう。だからこそ、小さいうちに連れて行って洗脳したい。

 

それはともかく。

 

主人公の少年の故郷であるど田舎では、彼は頭がいいことを鼻にかけた変人だけど、彼の才能を認める人たちのもとに行けば、天才児と持て囃される。

 

彼にとって、より幸せに生きられる場所はどちらなのかを探す旅でもあったけれど、彼の天才を育んだのは、まぎれもなく他に娯楽らしい娯楽もないど田舎という環境のおかげでもあるのが、この映画の大事なとこでもあって。

 

いかにもカウボーイらしい父親と、昆虫の研究に熱心な母親と。家族も変わり者ぞろい。年齢相応におしゃれやスターに関心のある姉が、いっちゃんまともかも。

 

実は彼には双子の弟が居て、弟は父親によく似たプチカウボーイ少年で、実験が好きな彼とはまったく違う個性持ち。

 

まったく違う個性持ちだからこそ、趣味が合わなくても心の支えだったのか。のーびのびと彼の才能を育んだ環境は、弟の死により見えないところで変化する。

 

変化に耐えられなかった、もっとも衝撃を受けていたのは実は主人公の少年であって、だからこそ彼はさらなる環境の変化、弟の死でさえ帳消しにする新しい環境を求めたのかも。という、お話だった。

 

彼がほんのちょっと覗き込んだ新しい世界はとっても無遠慮で、インスピレーションや新しいアイデアを得るにはとっても向いてなさそうな環境だった。

 

自分の好き、あるいは得意を伸ばせる環境かどうか、感情の起伏も乏しく観察する少年は、年齢より大人びていて、それでも見た目はとっても小さな少年で、つかみどころがない。

 

幼くして個を確立してしまった少年は、他人から見るとつかみどころがなくて、取り扱いが難しい面もあるけれど、相応に子供らしくてかわいくもあった。

 

突出した才能を存分に育めるのは、その「才」を愛する人のもとではなくて、その子そのものを愛する人のもとなのかも。才能が集まる場所では、才は次々と供給されてくるものだから。天才と呼ばれるタイプの人、だいたい年齢不相応な振舞いするんだよな。。

 

とはいえ、世の中には取り扱いが難しい子も居るよねという、ごっつい単純な見方がいっちゃん正しいような気もする。

天才スピヴェット [DVD]

天才スピヴェット [DVD]

 

 ま、戦争に負けた国の困窮民の面倒をいったいどこが見るのさ?と考えたら、戦勝国の責任だからあとはよろしく!と言われ、大量の難民よこされても困惑するだけ。

 

国内あるいは同一民族内で解決すればいい問題を、わざわざ国際問題にすることもないわな。

 

お休みなさーい。

かぶのポタージュスープ

  • イギリスのハリー王子、交際中のアメリカ人女性と婚約を発表
  • 東レの子会社で、製品検査データ改ざん発覚
  • 日銀が中間決算発表、9月末の資産残高は過去最高に

昨日何かの番組で見たスープが美味しそうだったので、今日はかぶでポタージュスープを作ってみた。ポタージュスープの具材の中でも、相当好きかもしれないかぶ。優しい甘みが、冬には特に嬉しい。

f:id:waltham70:20171128232946j:plain

かぶのポタージュに、オムレツ、かぼちゃのサラダ、青菜炒めの残り物。本日の晩御飯はそんなもので、そんなメニューは外で食べようと思っても食べられるものじゃない。

 

アジアの屋台飯クラスで、味も値段も庶民的なお店が増えないと、高額所得世帯以外はエンゲル係数も高止まりで、可処分所得は低空飛行。エンゲル係数を高止まりさせたくなかったら、必要なのは奴隷労働や安価な労働力だけど、そんなのは世の中が許さない。

 

中食市場がどれだけ大きくなっても、そこに食べたいものがなければ、食べることは単なる作業になってしまう。そんなのつまんね。かける労力に比して、食べ終わるのはあっという間。むなしいっちゃむなしいけれど、まぁそんなものさ。

 

そんなものとは思えない人は、作業と割り切ってレッツソイレント。

 

王子様がアフリカ系アメリカ人の血を引く女性と結婚することで、イギリスは上から下まで人種の融合が完成。ブレグジットで古いヨーロッパとの縁は薄れつつあるけれど、新しい富は新しい血がもたらしてくれるから、きっと大丈夫。

 

女性首相に、人種の融合と、その国の最上位クラスから率先垂範で範を示すのが、古い国の方が先ってとこが面白い。新しいはずのアメリカの方は、女性大統領もまだ生まれてなければ、王族を持たないあの国で、王族代わりとも言える大統領夫妻にも白人&黒人のカップルは、多分例がない。

 

若い国が若年寄の国になって、何を言われようとわしゃ好きにするとアバンギャルドな年寄りの国となると、世代交代や新陳代謝もうまくいくイメージ。

 

逆に、若い国が若年寄の国となって、正しい年寄りになろうとすると、硬直しちゃって新陳代謝が滞るような。まぁ勝手なイメージです。

 

すぐに売りに出せるような、未使用あるいは1,2回のみ着用の服やアクセサリーを持ちながら、それでいて現金もいますぐ必要な状態。わかるようでわからない。今すぐアイフルで、物欲を優先させてひっ迫した家計を救うためなのか???

 

あの、まずは物欲引っ込めるわけにはいかんのか???という疑問が浮かぶけれど、「みんなで一緒」しばりが、意志薄弱な人から家計困難に追い詰めるのかも。かもかも。

 

すぐに現金化できると考えると、ブランド買いがはかどるやね。ノーブランドは無印というブランドでも確立しないと、値段なんてつくわけねぇ。

 

買うならブランド品に徹すると、お財布が薄い人から行き詰まるに決まってる。金策に困ってそうなところで、「いいバイトあるよ?やばいけど」とか。悪いこともみんな一緒でやれば、罪悪感も薄れてやらない方がおかしいという、価値の逆転も簡単にまねく。

 

でも、おかしいものはおかしいのさ。

 

紙類、書類関係の断捨離に励んだ副作用として、指先がボロボロに。紙は脂を吸うから、ハンドクリームを塗りたくっても、間に合わない。指先がボロボロになるほど断捨離に励んだのに、見た目は劇的に変化したわけでもないのがつまんないところ。やれやれ。

 

お休みなさーい。